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ロードバイクアマンダの印象

 ロードバイク(だけではないが)が好きな方なら、アマンダフレーム&フォークについて知っている方は多いだろうと思います。

 時折べた褒めしているHPやブログの記事を見ますが、私は???という感じです。

 私がアマンダで気に入ったのは、ビルダーの千葉氏がとても柔軟な設計をすることができる、という点です。

 ホリゾンタルのラグドフレーム、ストレートフォーク、といった外観のリクエストをして、オールラウンダーだが、ダウンヒルコーナリングでしっかり走るフレームが欲しいと希望を出しました。

 フォークをクロモリにする、という提案を頂いたときは、カーボン+クロモリクラウンという仕様を期待していたので、ちょっとがっかりでしたが、今はこれでよかったと思っています。

 なぜなら、下りの安定感が非常にいいからです。2種類のフォークのうち、クラウンの剛性をやや落としたオフセット50㍉を今はメインに使っていますが、平地では全く剛性感に不満はありません。

 平地で時速50キロくらいで突っ込むコーナーでもなんら不安感はありません(当然かもしれませんが)。

 今年の夏休みは清里を高剛性のフォークを装着してダウンヒルコーナリングを楽しみましたが、今使っているフォークと比較してみたいところです。

 因みに清里では高速で突っ込めるコーナーは少なかったので、コーナー進入速度の最高速はせいぜい時速60㌔くらいだったと思います。

 今の軽量カーボンフレームとは明らかにアマンダカーボンフレームは違います。リア三角がクロモリということもあるし、フォークがクロモリということもあるでしょうが、クロモリより軽いけれど、乗り味(例えば漕いでいて自転車が左右に揺れるときの重量感など)はかなりクロモリフレームに近い感じです(でもやはりクロモリフレームとは違う)。

 クロモリはやはり金属フレームとしての乗り味を随所に感じられて(その重さも含めて)、やはりアマンダとは違うな、と思います(私のクロモリ自転車の基準はネオプリマートです。Nakagawa号はカーボンハイブリッドなので、乗り味はもう少し軽快です)。

 ですから、やはり軽量カーボンフレームと比べると、スピードの増減に機敏に反応するのは苦手です。これは明らかです。この点に言及している記事はこれまで一つしかお目にかかっていません(私の目の届く範囲がとても狭いからということもありますが)。

 この記事は正に私が感じたことと同じことを違った表現で指摘しています。

 その意味で、アマンダカーボンフレームに過剰な期待を求めない方がいいと思います。クロモリフレームに過剰な幻想を抱かない方がいいのと同様に。

 アマンダの安定感はそのスケルトンとあの重量にあるのではないか、と勝手に想像しています。そして私はその味がとても気持ちいいものと思っています

 またヒルクライムでアマンダが良く走る、ということが言われています。これは入力に対するよじれが少ないので、ダイレクトに踏力が推進力になる、という理屈だと理解しています。

 ヒルクライムでは平地より相対的にスピード域が低いですから、そのようなこともあるのでしょうか。

 また上りは結局脚力の差が大きい、とビルダーの中川氏がおっしゃっていました。

 ということは、登りでのアマンダの推進力は実際に機能しているとしても、機材より乗り手の差の方が圧倒的に大きいと考えたほうがいいのかもしれません。

 おそらくロードレーサーとしての戦闘能力の比較でいえば、他にもっとすぐれたものもたくさんあるのではないか?と思います。

 但し、これはアマンダフレームの美点を損なうものではありません。私個人は、レースに出るわけでもないので、ロードレーサーとしての魅力を戦闘能力以外でも評価したいので、アマンダの総合的な魅力は決して、他の最新ロードレーサーに見劣りしないと思っています。

 その意味では、TimeのVXRSUlteamWS号は、軽いのに高速のダウンヒルでも安定感があり、乗った印象は良かったです。ただし、やはりあの軽さは、乱暴なブレーキ操作に対してはしっかり反応しますので、重い機材より丁寧に操作してあげる必要があると思いました(またそのうち組みなおして乗るつもりですが)。
 
 アマンダだけではないですが、Nakagawaやクロモリのデローザに乗った後で、Time号に乗ると、本当にペダリングのタイミングがずれるくらいにスカスカした感じです。Time号はそのつくりも走りもいい自転車だと思いますが、アマンダやNakagawa号と軽量カーボンフレームは、乗り物としては全く別物と思っておいたほうがいいと思います。

 結論はありませんが、アマンダのような重量級カーボンフレームの魅力は、同じカーボンでも最新の軽量フレームの対極にあるもの、と位置付けたほうが分かりやすいと思います。

 そして私は、軽量カーボンフレームにない雰囲気を確かにアマンダは持っている、そしてその雰囲気を気に入っている、ということしか言えないのでしょう。
 
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by velokichi | 2010-10-25 18:34 | 雑感

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