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velo/自転車三昧


自転車 自分で組んだりいろいろやってます。
by velokichi

性能とは直接関係ないですが・・・

 ロードバイクのリアブレーキの取り回しは、古いクロモリのフレームでは、アウターを上管のスロットに通したり、パイプの中を通したりしているものが結構あります。

 このブログで何度か書きましたが、個人的好みとしては、ブレーキケーブルもシフトケーブルもしかるべくインナーが露出しているタイプが整備性が良いので、好みです。

 でも最近の流行は、カーボンフレームではケーブルをフレーム内部に通すタイプが主流になりつつありますね。確かに見た目がすっきりするのいいのでしょうが、あの近未来的なフォルムと相俟って、私は既についていけなくなりつつあります。

 機材をいじったり、眺めて愛でたりすることにも大きな喜びを感じているものとしては、乗り手にそのような余地を残してくれている機材の方にどうしても心が動きます。

 また、自分自身の機材の好みも保守的になりがちだなぁ、と思います。これにはいい面もあります。最新の機材に興味がなくなり、目移りしなくなるからです。物欲が減退するということにもつながります。ただし、工具を揃えたり細かいパーツを買ってきて自分で交換したり、といった作業があるので、財布の紐はまだしっかり締められていはいません。

 ワイヤーの取り回しで、ビルダーの方の考え方が反映される部分として、例えばリアブレーキのアウターストッパーの位置があります。

 ProjectMでは、カーボンフレームを作っていますが、ストッパーの位置は、パイプの上側にあります。アマンダでもかつては上側につけてあったフレームを見たことがありますが、いまは下側煮付けるのがスタンダードのようです。

 ブレーキのアウターストッパーを上管の上側につけるメリットとして、ProjectMのビルダーである松永さんは、下側につけると、汗がストッパーの中にたまってさび付きやすくなるから、と説明していました。

 ワイヤーをパイプの上に這わせると、滴った汗がワイヤーやストッパーに直接掛かるので、それはそれで、錆びには気をつけなければならないと思います。

 アウターストッパーは、時々アウターを外して、中を清掃しグリースアップすれば、上述のような問題は回避できるでしょう。

 それとは別に、ケーブルが上管の上にあるのはなんだか通っぽくって、それはそれでありだなぁ、と思います。

 また、チェーンステーのチェーンフックやチェーンレストも重宝するものですから、出来ればあル方が好みです。

 こんなことばかり言っているから、機材の好みが保守的になるのです。
by velokichi | 2010-10-26 10:44 | 雑感

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